Ver0.0 pre-released on 26 Mar 2025 / 2025年3月26日プレリリース

音を拾い集め、描き、表現する。
「サウンド・ウィーヴィング」では、参加者一人ひとりが同じ空間で耳を澄まし、音をメモします。その後、グループごとに集めた音を大きな紙の上に描き、それを再び「音」にして表現する活動です。
それぞれの聴覚・記憶・感性が時間と共に折り重なる様子を「織り」に見立て、このワークショップを「サウンド・ウィーヴィング」と名付けました。
このウェブ・スコアの使い方
このWebページは「サウンド・ウィーヴィング」を行うための準備・手順を紹介する「スコア」です。スコアとは、音楽で使う楽譜(総譜)のことで、音符の代わりに文字で音を演奏する方法をお伝えしています。
普段、存在しているのに気にしていなかった音を聴くこと、それを何か別のものに変換してみること、そしてまた音に戻してみることで、「創作」という抽象的なプロセスを、体験してもらうことを目的にした活動です。
迷うことを楽しみ、浮かばないアイデアを探し、何より、見えないものは聴いてみる。そんな体験になれば良いなと願っています。
小学校高学年を対象に行ったワークショップを元にしていますが、子供から大人まで広く実施できる内容になっています。

製作者について
橋爪皓佐(はしづめこうすけ)
音楽家(作曲家・クラシックギター奏者)、公演プロデューサー。
音をシェアする空間の枠組みを再考、再構築することを主なテーマとし
様々なメディアとの共有領域において、音楽的な技法を展開し、新たな提示方法による制作を行う。
子ども向けワークショップやコンサートなど、アウトリーチ活動に積極的に取り組んでいる。
平行して伝統的な西洋音楽の演奏活動、作曲活動も行っている。
ロゼッタ(音楽アンサンブル/アートコレクティブ)主宰。野営地メンバー。京都女子大学非常勤講師。
オフィシャルウェブサイト
利用にあたって
このスコアは
CC BY-NC-ND 4.0 International
(クリエイティブ・コモンズ「表示-非営利-改変禁止 4.0」)
の条件で公開しています。
利用は無料ですが、利用対価として、実施後のアーカイブ資料・情報提供を任意でお願いしています。
このウェブ・スコアは、ロームシアター京都のリサーチ・プログラムの成果として制作しました。
お問い合わせ・実施依頼など
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