のせでん探訪 野村編

絹延橋駅

改札口を出て絹延橋まで来ると、急に視界が開ける。
広々と穏やかに流れる川にほっと安らぎを感じる。

滝山駅

改札口を出ると閑静な住宅街が続く。
丘陵地の先端に鼓滝があるという。
街の周りは緑濃い山々囲まれている。

鶯の森駅

山の上に向かって細い道が上っていく。
家々は続く。
庭には夏の名残の百日紅の花がそっと紅色に残っていたり、
もうすぐ食べ頃になりそうな柿がたわわに実をつけている。
昭和な住宅地、それぞれの庭にいろんな種類の植物が植えられている。

多田駅

駅前から国道まで、ビルが立ち並びチェーン店が並ぶ。
それでも駅前の「多田神社」の石碑はこの地の歴史を思い起こさせる。
「多田」と言う名は、平安中期の武将、源満仲公が広く新田を開発したことからだそうだ。
摂津国多田の地は長子源の頼光が相続した。
頼光の四天王と呼ばれた「金太郎さん」はこの多田神社に眠るという。